飛ばしやすそうなラジコン飛行機


和田社長の話では、最近は、コロナの影響か、国際情勢の影響からか何なのか、中国からの製品の入りが全般的に良くないそうです。

高性能グライダーのウラジミールからの入りが悪いのは、いつものことで、(もうすぐ日本でも7機くらいしか入っていない新しいい機体の追加が入荷するそうです)慣れっこだそうですが、最近は国産メーカーといっても作っているのは中国だったりするので大変だそうです。 そういうわけで、新製品の入荷が乏しいので、今回は比較的飛ばしやすそうな機体をいくつか教えてもらいました。 

飛行機は、ある程度大きい方が飛び方が素直で飛ばしやすいです。 鳥でもトンビとスズメでは飛び方が全然違いますね。これは、流体力学で良く出て来るレイノルズ数という長さによって流体の流れが変わる現象のためです。(翼面荷重の違いなどで蝶とトンボのような跳び方の差も出てきますが)

また、 ある程度大きいと、発泡の機体より木製の機体の方が、変形が少なく、きれいに飛びやすい場合が多いようです。

木製は墜落でバラバラになってしまうイメージを持っている人も多いかもしれませんが、木製の機体は、一から手作りでも作れるくらいなので、きれいに修理できる場合が多いです。もっとも、それなりの技術は必要ですが、和田社長はその点でもよく知っています。

 さて、この機体はベトナムのメーカーのもので、日本の飛燕などの戦闘機を作っていたメーカーですが、技術がさらに上がって、下手な中国製よりも、ずっと真面目に作っているようです。

 バルサでなく、桐のような材料で重いらしいですが、レーザーカッターで穴をたくさんあける工夫をしているそうです。 

エンジンでもモーターはサーボやプロペラなども含めて別途用意する必要があります。機体だけは簡単に組み立てれば済むようになっていますが、自分の好みに仕上げたい人向けのよくある形態です。


 この機体は、KKHOBBYさんのHPに詳しく載っている機体で(KKHOBBYさんの機体はKCでもほぼ同じ値段で取り寄せ可能ですのでKCの方が便利ならご注文ください。模型屋さん同士は結構中の良いところが多いようです)ちょっと癖があるようですが、和田社長と組み立て方を相談して飛ばしやすい機体にしてください。

木製の低翼機なのでちゃんとできれば、運動性能の良い機体になると思います。 こちらもモーターまたはエンジンなどは別途調達する必要があります。 


 こちらは発泡性の高翼機です。発砲はPE製なので強靭で、柔らかく壊れにくいでしょう。 こちらはバッテリーと受信機があれば、そぐに飛ばせる機体で値段も税込み¥21,622-なので翼幅1400㎜の飛ばしやすい大きさのものとしては安い方です。

ネットなどによく似た機体でVolantex Trainstar Epochという翼幅1100㎜の機体がありますが、こちらはVolantex Trainstar Ascentで翼幅1400mmで飛行時の安定性がかなり違うようです。

ラジコン飛行機が難しいのは、地べたから機体がどちらに飛んでいようと正確に舵を切らなければいけないことで、ラジコンカーをどの向きにでも自在に走らせられれば、あとは上下と速度だけなので、こうした安定した機体であれば、離陸と着陸さえうまい人に変わってもらえば、何とか飛ばすことができるでしょう。

安全に気を使って万一の保険(和田さんは、保険もやっているので、安くて面倒の少ない保険を相談してください) と、常識的な安全意識があれば、飛行クラブを紹介してもらえる場合が結構あり、初飛行も時間さえ合えば面倒見てもらえます(土日の午前中など)。(なお、飛行場の整備代と正式な会員として認められるのに数カ月かかるのが普通です。事故を起こしたらラジコン飛行場の存続にかかわるので)


 こちらは、エンジンやモーターなどを別途揃える必要がある機体です。和田さんはなにか褒めていたような気がしますが忘れました ^^; 直接聞いてください。 


 こちらは、翼幅と800㎜と小さいのですが、FMSという中国のメーカーの中では、まじめなメーカーなので和田さんが押してました。 発泡性の機体なのでリアルなトロ―ジャンという機体のスケール機です(ただし固定脚です。なぜか寸胴に映ってますが、実際にはスケール感高いです)。

昔、バッテリーやモーターを変えて、ターボファンのジェット機を平気で追い越していくほど、暴走しまくって、 みんなが 速いじゃん と呼んでいた機体のジャイロを付けて安定して飛ぶようにしたものだと思います。

 飛行機用のジャイロは、肝心な対気速度を測っていないので、不自然な飛行特性になって普通にうまく飛ばせなくなる原因になりかねませんが、値段も15,000円程度で安い(バッテリーと受信機は別途必要)のと、大きさが小さい方が威圧感少ないので、ゆっくり飛ばせば、初心者が飛ばせるスケール機としては、良いのかもしれません。


なお、初心者の人は、せっかく親切な人がいる実店舗に来たのですから、和田さんにちゃんと相談してください。


KCショップ ラジコンヘリ、飛行機、ドローン

埼玉県川越市にある「飛ぶもの」専門のラジコン店 実は知る人ぞ知る高性能なグライダー:ウラジミールモデルの日本での代表的な取扱店でもあります その他初心者用から熟練者用、普通の人には勧められないもの^^;まで各種幅広く取り揃えています 店主はラジコン屋としては珍しく?親切で、お子様とお母様のラジコンヘリや飛行機のご質問にも応えてくれますので、初めての方もぜひ一度ご来店ください

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